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自分がADHD、ASDだと気がつくまでの15年間

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なんか昔から人間関係がうまくいかないんだ。悪気はないのに相手が不快になることを言ってしまったり。感情のコントロールもできないし。これってもしかして、何かの病気なんじゃ?

 

もしあなたがこんな悩みを抱えているなら、それは病気かもしれません。

 

本記事の内容

・自分が発達障害だと気がつくまでの15年間
・ADHDとASDの合併症と診断される
・ADHD、ASDの治療薬は3種類
・ストラテラ(アトモキセチン塩酸塩)を飲み始めて感じた効果
・最後に言いたいこと

本日は私がADHDASD合併症、いわゆる発達障害と診断されるまでの15年間や、実際の治療の内容などについてお話しさせていただきます。

今同じ悩みを抱えて苦しんでいる方の助けになればと思い、記事を書くことにしました。

少し長くなりますので、適宜飛ばしていただけますと幸いです。

 

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Contents
  1. 自分が発達障害だと気がつくまでの15年間
    1. 中学生の頃はとにかく自分勝手な人間だった
      1. つい相手を怒らせることを口走ってしまう
      2. 揉めるとふてくされて逃げ出す
    2. 高校生は三年の夏に退学に
      1. 相手の気持ちを考えられず退学に
      2. 好かれる人には好かれる
    3. 専門学生になっても相変わらず、無自覚
    4. 社会人になり、少し異変に気が付き始める
      1. 残業で自分の予定が狂うと不機嫌になる
      2. 仕事関係の人との会話で、距離感がわからない
    5. 20代後半頃、生きずらさが悪化し異常な行動が目立ち始めた
      1. 初対面の人とまともに会話ができなくなった
      2. 第一子を死産。四六時中怒りにとらわれるようになった
      3. 怒りが何日も治らずにフラッシュバックする
    6. 長男が生まれたので治そうとするも、自分では制御不能に
      1. プレッシャーからか余計にキレるようになった
    7. 子供が危険だし悪影響なので治そうとする
    8. 自分が何かの病気なのではないかと気がつく
  2. ADHDとASDの合併症と診断される
  3. ADHD、ASDの治療薬は3種類
    1. コンサータ
    2. ストラテラ(アトモキセチン塩酸塩)
    3. インチュニブ
  4. ストラテラ(アトモキセチン塩酸塩)を飲み始めて感じた効果
    1. 1週目 40mg(朝20mg/夜20mg)
    2. 2週目 40mg(朝20mg/夜20mg)
    3. 3週目 80mg(朝40mg/夜40mg)
      1. 投薬開始から一度もキレていない
      2. 朝早く起きすぎてしまう
      3. 食欲がなくなった
      4. 一度怒ると長くなった気がする
  5. 最後に言いたいこと

自分が発達障害だと気がつくまでの15年間

それではどのような子供時代を過ごし、どのようにして自分の病気に気が付いたのかを書かせていただきます。

中学生の頃はとにかく自分勝手な人間だった

自分が発達障害とは微塵も思っていない時期の話です。

今思い返すと、明らかに他の人とは違っていた気がします。

つい相手を怒らせることを口走ってしまう

自分では特に悪気を込めて言ったつもりは無いのに相手を怒らせてしまう事があり、よく同級生と揉めていました。

この頃は幼かったので、心の中では自分が悪いとわかっているのに謝ろうとせず、大勢の友人に迷惑をかけていたと思います。

揉めるとふてくされて逃げ出す

喧嘩をすると、すぐ相手と縁を切ろうとしていた記憶があります。

それが仲のいい友達でも御構い無しに、少しでも自分の思い通りにならないと相手を嫌いになり許そうとしません。

周りの友人たちが毎日普通に仲良くしているのに、私は必ず誰かしらとトラブルを起こしていた気がします。

この時点でだいぶ生きにくさは感じていたはずですが、まだ幼かったので気がつく事が出来ませんでした。

 

高校生は三年の夏に退学に

高校時代の記憶があまり無いのですが、相変わらず自分勝手な人間だったと思います。

相手の気持ちを考えられず退学に

私自身「イジメ」をしている自覚は全くなかったのですが、結果的にそれはイジメと判断されて退学になりました。

今思うと完全に身勝手な行動をしており、相手を長期間傷つけていたと思います。

当時の私は「暴力を振るってないからイジメじゃ無い」と本気で思っていました。

今考えると、相手の気持ちを考える力「これを言ったら相手はどのようなことを思うか?」という、相手の気持ちを感じ取る力が著しく低かったのだと思います。

好かれる人には好かれる

仲のいい友人は複数人いました。

私が退学になるときも校長室まで数人で押しかけてくれたようです。

でも今では誰一人連絡を取る人はいません。全員、私のなんとなくの気分で連絡をシャットアウトしてしまいました。

この頃はよく友人リセットのようなことをしていた記憶があります。

 

専門学生になっても相変わらず、無自覚

もう二十歳の大人になる頃ですが、この頃もまだ自分が発達障害だとは気がついていませんでした。

相変わらず相手の気持ちを感じ取る事が出来ず、相手を傷つけることを平気で口走ってしまう事がよくありました。

気にくわない事があれば怒鳴ったりもしていた気がします。

卒業式は面倒臭いという理由で出席しませんでした。

今でも連絡を取る友人はいますが、同じく身勝手な言動でだいぶ迷惑をかけてきました。

 

社会人になり、少し異変に気が付き始める

20代前半まではいい意味でも悪い意味でも「身の程知らず」でした。身の程知らずゆえに自信過剰だったため、面接などの自己を売り込む場では割と成功率が高く、就職もすぐに決まりました。

でもそれは完全に偽りの自分だったため、すぐに化けの皮がはがれ始めます。

残業で自分の予定が狂うと不機嫌になる

いろいろな人間が関わり完結される仕事だったため、自分一人が終わっていても帰宅する事が出来ません。それはわかっているのに、少し残業になっただけでずっとため息をついたり、あからさまに不機嫌な態度をとったりしていました。

社会人としての自覚がまだ足りなかった部分もあるとは思いますが、今思うと明らかに異常です。

まるで子供のようにワガママでした。

仕事関係の人との会話で、距離感がわからない

少し親しくなると馴れ馴れしい態度をとってしまったりする事がありました。

会話も超えちゃいけないラインを超えてしまう事がよくあり、会話後に「なんであんなことを言ってしまったんだろう」と気がつく事が頻発しました。

この頃から「何かおかしい」と思い始めた気がします。

いくら自分で気おつけて会話をしていても、結局何か相手を不快にさせることを言ってしまったり、会話の内容と見当違いな返答をしてしまったりという事がありました。

 

20代後半頃、生きずらさが悪化し異常な行動が目立ち始めた

先ほども記載しましたが、人とのコミュニケーションがうまくいかない事が続いており、だいぶ疲弊していました。

この頃から解決策として「無駄な会話をするのをやめよう」と思うようになり、なるべく会話の輪に入っても発言をしないようにする事で解決しようとしたのですが、このせいで逆にコミュニケーションが困難になりました。

初対面の人とまともに会話ができなくなった

初対面の人と「雑談」をしようとするとまともに会話ができなくなりました。

何かを返答しようとすると、頭の中で一瞬で「最適な言葉」を探り出そうとするのですが、結局出てこずにフリーズしてしまいます。

相手の顔を見ながら何も返答せずに固まる事がなんども発生しました。

第一子を死産。四六時中怒りにとらわれるようになった

この頃、第一子を死産したのを引き金に、他人に対して怒りをぶつけるようになりました。

電車などで少しぶつかられたりしただけで喧嘩を売るような真似をしたり、路上で喫煙している人の煙がかかっただけで恫喝したりするようになりました。

1ヶ月通勤して一度も喧嘩をしなかったら奇跡と言ってもいいくらい酷かったです。

怒りが何日も治らずにフラッシュバックする

何かイライラすることに直面すると、その怒りの状態が何日もフラッシュバックしていました。まるで数秒前のその出来事に直面したかのように、その時の怒りの心境にとらわれてしまいます。

四六時中イライラしている→些細な刺激が入る→爆発→それを思い出して四六時中イライラ
というループをずっと続けている感じです。

ここから二年後に長男が生まれるまで、無自覚のままこの状況が続きます。

 

長男が生まれたので治そうとするも、自分では制御不能に

長男が生まれ、幼い子供を連れて家族で出かける事が増えてきました。

普通幼い子供を連れている人は無用なトラブルを避けると思うのですが、私の場合は真逆でした。

プレッシャーからか余計にキレるようになった

家族で出かけていると、常に頭の中で「周りの人間に危害を加えられた時の状況を妄想し、その妄想に対して対処法を考える」ということを繰り返していました。

「もし子供にぶつかってきたらただじゃおかない」
「運転中に後ろから煽ってきたら引きづり下ろしてやる」

などと起こりもしない妄想で頭の中が支配されているので、周りでただ歩いているだけの人が全員敵に見えていました。

こんな状況なので、少しでも他人がぶつかってこようものなら、タックルでやり返したり喧嘩を売りにいったりしてしまいます。

 

子供が危険だし悪影響なので治そうとする

こんな状況が続けば家族が危険な目にあうし、子供も怒鳴っている親を見て真似してしまう。

そんなことになってはダメだと思い、治そうと決意しました。

色々な本を読んで心を落ち着ける方法を実践してみたり、ネットで探し回って記載されている方法をかたっぱしから試しました。

ですが、全く効き目がなく結局その時になると怒りを制御できずにキレてしまいます。

 

自分が何かの病気なのではないかと気がつく

怒る→直せない自分に落ち込む→怒る→直せない自分に落ち込む

ということを1年間ほど繰り返した結果、うつ病のような状態になってしまいました。

気分がハイテンションになり色々な新しいことを始めたと思ったら、翌日には何もやる気にならずに一日中怒りに囚われていたりと、1月のうちに何度も極端に気分が変化していました。

これも自分で制御ができなかったので辛かったです。

 

そんなことを繰り返していたある日、ふと疑問に思う事がありました。

「なんで俺の友達はみんな、一年中安定してその人間のままでいられるんだ?」と。

 

そこで自分の悩んでいることを書き出し、その状態について調べてみた結果、ADHD(注意欠陥多動症)ASD(自閉症スペクトラム)に該当しているかもしれない事に気がつきました。

ここまで、生きづらさを感じてから十五年が経過していました。

 

以上で私が自分の病気に気がつくまでの十五年となります。

長々とご覧いただきありがとうございました。

ここからは医師の診断内容や、症状についてまとめていきます。

 

ADHDとASDの合併症と診断される

東京都の支援センターに電話で相談したところ、心療内科ではなく精神科を受診するように勧められたので精神科に行きました。

私の症状を紙に一覧にして持って行ったのですが、診察開始10分でADHDとASDを合併して発症していると診断されました。

あまりにも早すぎて一瞬疑っていたのですが、後で聞くと待合室での過ごし方や、問診票の文字の書き方、喋った感じでプロならすぐわかるようです。

 

こちら私の持参した実際の用紙です

クリックで拡大してお読みください

 

先生曰く、ADHDとASDはどちらか片方だけ発症している人よりも、両方の要素を併発しているパターンが多いようです。

私の場合、衝動的にキレてしまうのはADHDの傾向で、マナーの悪い人間が許せないなどの症状はASDのこだわりの強さが引き起こしている可能性があるとのことでした。

何日も怒りをフラッシュバックしてしまうのもASDの傾向ですね。

これらの症状を抑えるために、投薬で治療する事になりました。

 

ADHD、ASDの治療薬は3種類

治療薬には3種類ありますと説明されました。それぞれ特徴を解説します。

コンサータ

即効性の高い薬です。飲んだその日からすぐ効果が現れます。

効き目が強いため、ドラックとして使用されてしまう事例が発生した結果、登録制での処方となってしまいました。

即効性が強い分、薬の効果が切れた時の落ち込みや、稀に依存症に近い状態になるかたもいるようです。

 

ストラテラ(アトモキセチン塩酸塩)

1ヶ月ほどかけて徐々に聞いてくる薬です。

コンサータと違い、飲み続けていれば一日中効果が持続します。

副作用として人によっては強い吐き気などに襲われるデメリットもあります。

ストラテラ自体は少し割高な薬なのですが、現在はアトモキセチンというジェネリック薬品が出ているので、ADHD治療薬の中では一番安く入手できます。

 

インチュニブ

元は子供用として処方されていた治療薬ですが、最近では大人にも使われているようです。

副作用としては強い眠気や血圧低下、頭痛、口渇、目眩などがあるようです。

ジェネリックが無いため、アトモキセチンに比べて割高になっています。

 

 

私はこの中で一番安いストラテラ(アトモキセチン塩酸塩)を先生に勧められたので、現在そちらを飲んでいます。

実際に薬を飲み始めてどのような副作用が出たのか、どのような効果が出たのかを解説させていただきます。

 

ストラテラ(アトモキセチン塩酸塩)を飲み始めて感じた効果

現在投薬開始して3週間ですが、飲み始めから体に起こってきた変化を順に記載していきます。

 

1週目 40mg(朝20mg/夜20mg)

とりあえず2週間は慣らしで40mgから開始しました。

症状としては軽めの吐き気、軽めの不眠、たまに手の痺れ、たまに鳥肌、頭が空っぽに?と行った感じです。

私の場合、副作用はほとんど感じないくらい軽かったです。

効果としては「頭が空っぽ」になる感覚でしょうか。これを感じて気がついたのですが、今まで常に頭の中で色々なことを同時に考えていたなと気がつかされました。

ちょっと説明しにくいのですが、何だろう、テレビの砂嵐みたいな「ザーーーッ」という音のような考え事がずっと頭の中に渦巻いてる感じでしょうか。

それが突然なくなり、「無」になった感じがしました。

 

2週目 40mg(朝20mg/夜20mg)

ほぼ副作用はありませんが、たまに軽い吐き気がありました。

効果として実感したのは、明らかに前よりもキレなくなりました。

キレなくなったというか、周りの人間が気にならなくなった感覚でしょうか?

以前は電車で乗り込んでくる人の顔を逐一確認していたり、通り過ぎる車のナンバーを全て確認していたりと、意味のわからないところに意識を集中していたのですが、それがなくなった気がします。

ただ、まだこれが効果なのかどうかハッキリはしていません。

 

3週目 80mg(朝40mg/夜40mg)

倍の量の投薬を開始しました。

副作用としては、軽い吐き気、手の痺れや冷えがあります。手の冷えは結構強烈です。

ですが生活に支障があるようなことは起きていません。

投薬開始から一度もキレていない

効果としてはまだハッキリとはしていませんが、投薬を始めてから一度もキレていません。

一度後ろから走ってきた人にぶつかられたのですが、ものすごく冷静に「ぶつかりましたよ?」と注意することができました。(本当は何も言わずに許してあげれるくらいになりたいですが・・・)

以前なら間違いなく手が出ていたと思うので、自分からするとかなりの進歩です。

朝早く起きすぎてしまう

あとこれはもしかしたら副作用なのかもしれないのですが、朝めちゃくちゃ早く起きてしまい、そこから寝ることができません。

5時くらいに目が覚めてしまうのですが、起きた瞬間から目がバキバキです。

でもこれは良い習慣かもしれないので、何か自分のためになるように使ってきたいと思っています。

食欲がなくなった

こちらは副作用のようですが、胃に負担がかかるため食欲が減るようです。

私の場合、普段が食べ過ぎだったので今がちょうど良いです。

一度怒ると長くなった気がする

感情に任せて怒鳴り散らすようなことはなくなったのですが、一度納得がいかないことが起こると納得いくまで討論するようになった気がします。

ぶつかってきた人に謝罪させたのもそのせいかもしれません。

先生に聞いたところ、「ADHDの傾向が治ってきた代わりに、ASDの強いこだわりが出てきているのかもしれない」とのことでした。

どちらにせよ以前よりは改善しているので、このまま様子を見たいと思います。

 

最後に言いたいこと

 

なんか生きずらい。
なぜか人とうまくやっていけない。
自分で自分がコントロールできない。

 

そんな事を感じてこの記事を最後まで読んでいただけた方は、いますぐに病院を受診してください。

 

精神科に行くのってすごく勇気いると思います。

なんか超えちゃいけないラインを超えてしまうような感覚ありませんか?

私もそんな固定観念が邪魔してずっと自分一人で悩んでいました。

 

でもこれ、病気なので、自分じゃ治せないんです。

 

世の中には「個性」とか「甘え」とか言ってくる人もいるかもしれませんが、ちゃんと頭のいい偉い先人の方たちが「病気」として指定したものなのです。

15年間も悩んだ私が言うので、ちょっとだけ信用してください、

 

悩んでるレベルまで来ていたら絶対に自力じゃ直せません。

一人で悩まないで、専門家に相談してください。

大丈夫ですから。

 

 

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