
最近一眼レフを始めたんだけど、プロと素人の決定的な違いってなに?どうやったら早く上達できるかな?

決定的な違いかぁ。お答えしましょう!
・プロカメラマンに聞いた、素人とプロの決定的な違い
・プロカメラマンにオススメされた、優先的に買うべき機材
・プロカメラマンに聞いた、上達のコツ
最近一眼レフを始めたのですが、仕事で知り合ったプロカメラマンさんに質問する機会があったので、プロと素人の違いや上達のコツなどを聞いてきました。
プロカメラマンに聞いた、素人とプロの決定的な違い
それでは私が聞いてきた内容をご紹介させていただきます。
基本的にM(マニュアル)モードしか使用しない
基本的にマニュアルモードでの撮影しかしないようです。
P(プログラム)モードなどでも、ほとんど同じような写真が撮れる場合も多いようですが、自分の頭の中で「自分の思い描いた絵」を意図的に作り出すことができるのがプロだと言っていました。

これに関しては実際にマニュアルモードで撮影するようになって実感しました。プログラムだと平凡な無難な絵しか撮れない気がします。

そうだね。最近のカメラはプログラムでも綺麗に撮れるけど、ほんの少しだけ明るかったり暗かったり、ボケ具合を調整したい時にマニュアルモードの方が微調整が効くんだ。
決してプログラムモードが悪いわけではないのですが、プロは基本的にマニュアルモードで自分の思い通りの調整をしているようです。
照明機材の使い方を知っている
照明機材の使い方を知っている事がプロと素人の違いだと言っていました。
ストロボを複数使って自分の思い通りに影を操れないと仕事にならないそうです。
光の操作だけはどうしても現場での経験が必要になってくるとおっしゃっていました。
プロユースの機材を持っている
高いカメラ、レンズ、照明機材を持っているのがプロと素人の違いだと言っていました。
素人が見てもわからない、ものすごく微妙な「違い」のためだけに、レンズに数十万円の投資をするそうです。
私が使っている1万円のレンズと、プロの使っている30万円のレンズで撮り比べましたが、素人の私にはイマイチ違いがわかりませんでした。

こ、この違いのために30万円ですか・・・・。

このレンズを使うと、隅っこのピントが合うんだよ!わからないかな?

30万円・・・・・・。
プロはいい機材を使っているのはわかりました。
では逆に、素人が一眼レフを始めた時に最初に買うべき機材は何がいいのか?気になったので聞いてみました。
プロカメラマンにオススメされた、優先的に買うべき機材
一眼レフ初心者がまず買うべき機材は何か?どの程度のものが必要なのか?教えてもらいました。
照明機材
光の操り方や捉え方を覚えると、写真の仕上がりが全然違ってくるようです。
安い機材でも十分すぎる性能があるようなので、まずは照明機材を揃えることをオススメされました。
ストロボ
カメラの上につけるタイプのストロボです。
初心者でも手を出しやすい低価格で購入できるので、真っ先に買うと良いようです。
現場で照明機材が壊れたので緊急で安いストロボを注文したそうなのですが、これが想像以上に使えて今だに使用していると言っていました。
私も同じものを購入しました。
フラッシュトリガー(ストロボ遠隔操作)
ストロボをカメラの上でなく、別の場所から使用したい時に遠隔で起動する機材です。
真正面からの光だけだと野暮ったい印象になりやすいので、斜めから光を当てて意図的に影を作り出したりすると良いと言われました。
私は複数のストロボの設定をカメラ上で操作できるフラッシュトリガーを購入しました。
値段もそこまで高く無いので、後々のことを考えてこちらを購入しました。
三脚
ストロボを立てるようの三脚です。
地面起きだと撮影場所を限定してしまうので、1つ持っておくと良さそうです。
明るいレンズ
F値を下げれば下げるほど明るい写真が撮れるので、F値を低く設定できるレンズを持っておくと良いと言われました。
私はプロに質問する前にEF50mmF1.8の安い単焦点レンズを購入していたのですが、それを持っておけば間違いないと言われました。
このレンズは通称「撒き餌レンズ」と呼ばれており、信じられないくらい安いのに高性能です。このレンズを餌にして本体を買わせるCanonの戦略だとかなんとか・・・・・。
実際に夜間撮影した写真を載せておきます。

Canon EOS Kiss X8i / EF50mm F1.8 STM
現像済みですが、こんな感じの絵が素人でも撮れちゃいます。
プロカメラマンに聞いた、上達のコツ
プロの方に「ズバリ、カメラを上達するにはどうすれば良いのか?」という漠然とした質問をしてみました。
日頃から光と陰をよく見る
日頃から、どこから光が来てどこに入っているか、どこに光が当たってどこに影ができているかを見ていると良いようです。
写真は光と影が重要ということですね。
良い写真を撮るために日頃から感覚を鍛えておきましょう。
マニュアルモード縛りで撮影する
自分の思った通りの絵を作り出せるよう、普段からマニュアルモード縛りで撮影すると上達するようです。
これは撮影1発目からいきなり完璧な設定で撮れるようにするためではなく、なるべく少ない手数で理想の設定を作り出す練習と言っていました。
プロでも1発目から完璧な設定を作り出せることはほとんど無いようですが、素人に比べて理想の設定にたどり着くまでの手数が圧倒的に少ないそうです。
ひたすら写真を撮りまくる
もうあとはひたすら撮りまくるのみと言っていました。
頭でアレコレ考えている時間があったら取り敢えず撮影してみて、後から考えれば良いそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私も一眼レフを初めてまも無いですが、早くもカメラ沼にどっぷりと浸かってしまっています。
本業そっちのけでカメラの勉強ばかりしています。笑
なかなかお金のかかる趣味ではありますが、専門知識を学ぶことができるのでリターンは大きいと思います。私もプロカメラマンさんからタダで情報を入手して、できれば仕事でも使えるくらいに上達しようと思います。
インスタグラムに写真アップしてますのでよろしければフォローお願いします!
コメント